村上春樹さんのエッセイ集,「村上ラヂオ2 おおきなかぶ,
むずかしいアボカド」を読みました。
村上さんのエッセイは面白いです。
「村上春樹の長編小説はちょっと。。。」という方も(僕のまわりには)
結構多いです。確かに読む人を選ぶようなところがあるかも知れません。
なので,あまり長編は人に勧めたりはしないんですが,エッセイ集
は誰が読んでも面白いと思うので,本の話題になったら人に勧めること
も多いです。
日常の話題をさらっと,スマートに,しかし面白く書く,という感じ。
ほんとにサクッと読めてしまうので,ちょっとした待ち時間にちょうど
いい(僕は文庫本派なのです)。
正直な感想は「村上さんも普通のオヤジ」という感じ。まあ当たり前の
ことなんですが,売れっ子作家のそういう一面を垣間見ることができる
のはファンとしてはうれしい限り。
音楽好きの方におすすめなのは「意味がなければスイングはない」という
ミュージシャン評。切り口や表現がいかにも村上春樹!!という感じでおすすめ
です。
「村上ラヂオ2」の1遍にジョージ・マーティンの「耳こそはすべて」という
自伝の話題が出てくるんですが,それがどうしても読みたくなった僕は
Amazonの古本で購入(結構高かった!!)。
次はこれを読みます。
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