フェンジャパST57-65ASのレストアが完了しました。
26年にわたって実家納戸に保管(放置?)されていた僕の
初めてのストラト、フェンジャパ製ST57-AS65。
オリジナルのネックは実用に耐えないレベルだったので
手持ちのメキシコ製ネックを使用し、その他いくつかの
パーツも手持ちのものを使用してレストアしました。
プロに組み込みと調整をお願いしたんですが、問題が1つ。
そのままネックをセットするとかなり弦高を上げないと
いけない状態になることが判明。
同じ57年モデルでもネックポケットの深さ、ネックの厚み、
塗膜の厚さなどかなり違うんですね。勉強になりました。
対策としてネック接合面とネックポケットを削ることに。
両方合わせて1.2mm程度削って収まりがつきました。
ボディはカビだらけだったので全体的にクリーニング。
ピックガード、ピックアップはオリジナルのものをそのまま使用。
アッセンブリは手持ちのUSAヴィンテージシリーズのものを流用
したんですが、ポットの軸径がジャパン製とは違っていたので
取付け穴を拡張して取付け。
インチ規格とミリ規格でいろいろ違いがあります。
ピックアップカバーやノブ類はUSAのパーツを使用。こちらは
そのまま使用できました。
ブリッジはFreedom Custom GuitarのSP-ST-01 Nickelを取付け。
アームの取付け部の立て付けがいいというかしっかりしていていい
感じです。
スプリングはRAW VINTAGEのものを5本掛けで使用し、フローティング
でセッティングしました。
サドルのイモネジは飛び出しすぎていたので短いヤツに交換しました。
そんなこんなでレストア完了。
楽器として実用に耐えうるレベルになりました。
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