2016/03/27

【レビュー】Kula Shaker 「K 2.0」



クーラシェイカーの5thアルバム。往年のクーラサウンドが
復活。


クーラシェイカーの1st、「K」は僕の「私を構成する9枚」に確実
に入るくらい聴き込んだアルバムです。

2nd「ペザンツ、ピッグス&アストロノウツ」もセールス的には散々
だったようですが、個人的には大好きなアルバム。
当時はコピーバンドまで結成していました。

解散を経て、再結成後の3rd、4thは正直あまりハマらなかったん
ですが、今回の5thは僕のような往年のファンも納得する1枚じゃ
ないでしょうか。

まずジャケットからして再結成後は意図的に避けていたと思われる
インドフレーバー全開で聴く前からテンション上がりまくり。

1曲目からシタールの音色とマントラの詠唱で「僕らのクーラが
帰ってきた!!」という感じ。



初期2枚の頃のとんがったアグレッシブさこそ影を潜めていますが、
齢を重ねつつ肩の力を抜いて自分たちの音楽に向き合っていると
いう感じ。

60'sロックのフィールに加え、フォーク、ファンク、映画音楽、ダンス
と幅広い音楽性が表現されています。

個人的には初期にはなかったファンクナンバー「GET RIGHT GET LREADY」
が出色の出来だと思います。ライブでやると盛り上がりそう。

安易な原点回帰だけでは決して無い会心の復活作。おすすめ!!




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