2015/10/04

Gibson J-50





















2003年製のGibson J-50のレビューです。

今まで同年代のJ-50をずっと使用していて結構気に入っていた
んですが、不注意でボディ割れさせてしまいました。

外見上はきちんとリペアしたものの、音が変わってしまい、
アコギを色々物色してました。
欲しかった音はリペア前のJ-50の音なので、当然といえば当然
ですが結局またJ-50を購入。

余談ですが、ギブソン製のギターはリセールバリューが高く、
このJ-50は先代を売却した値段とほぼトントンで入手できました。









































ボディ。J-50なので見た目どおりのスプルーストップ、マホガニー
バック/ サイドのナチュラルフィニッシュ。

ウェザークラックはあまり入っていません。しっかり温湿度管理された
環境で保管されていたようです。

ピックガードは端っこから接着剤が少しはみ出たりしていて、こういう
ところはアメリカン。






















ヘッド部。弦によるものなのか、引っ掻きキズがありますが僕は気に
しないので無問題。

チューナはKORG のPitch Crow-G AW-4G。これはカラー表示で
見やすく、ボールジョイントでグリグリ角度調整も可能。
ギブソン系のギターで愛用しています。

ナットは純正のものとは違うので、交換されているようです。
その代わりチューニング時の弦の引っ掛かりはなく、スムーズ。





















ローズウッド製のフィンガーボード。そんなに目は詰まってない感じ。
近年製のギターのローズウッドは不自然に黒かったりするものも多い
ですが、この頃のギターはちゃんとローズウッドしています。

フレットは細めのビンテージタイプ。打ち替えのsainihaナロー〜ミディアム
ジャンボフレットに交換したいところです。





















ネック。ラッカー焼けもなく綺麗なコンディション。グリップは少し
厚みがありますが、そこまで太くありません。手の小さい僕には
ありがたい。

同年代製の先代J-50はもう少し薄い感じですが、個体差でしょうか。
この辺のバラツキがさすがギブソン、アメリカンです。

















ブリッジ部。ノンアジャスタブルタイプです。ピエゾピックアップ が仕込
まれており、アンプ・PAへの出力が可能。 ボディ内にはピエゾ用のバッテリ
ホルダーがあります。

サウンドはジャキジャキ、ゴリゴリのギブソンサウンド。
ガシガシコードストロークしながらの弾き語りにはもってこい。
フィンガーピッキング時は太く、まろやかな音です。

まさに僕が求める泥臭いギブソンの音。

最近はギターの値上がりっぷりがすごいですが、この辺の年代のギターは
タマ数も多く、値段も手頃、材も現行のものよりは良質と、比較的狙い目
かもしれません。


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